”ガッテン農法”の畝を初めて作りました

栽培

畑を広げたい!待望の畝立て

庭の砂利を除けて、2号畑を広げる準備に約2カ月かかり、
いよいよ畝立て作業に入ります。
初めての”ガッテン農法”の畝作りです。

材料は、枯れたススキ、落ち葉、籾殻くん炭、油かす、枯れ草(主にイネ科)、穀物酢
道具はショベル(やや小ぶり)、ゴム付き手袋、ジョウロ
籾殻くん炭と油かすはホームセンターで購入しました。

写っているのは集めたススキの一部です

畝の幅は自分が作業しやすいのが一番

本によると”ガッテン農法”の畝は120cm間隔で作る、とあります。
そして作物に合わせて、畝幅と通路を取っていきます。
例えば畝幅90cmの作物を隣り合わせで作ると、間の通路幅は30cmになります。
私の足の寸法では、横を向いて作業するのにも十分な通路幅です。

私の少ない経験上ですが、
畝幅が広いと手が届きにくく、野菜のお世話が楽しくなくなるので注意が必要です。
私の腕の長さからすると、畝幅90cmは無理なく作業できるギリギリのところです。

土堀り作業開始

まず土を掘る場所を決めていきます。

西の端から幅60cmを測って、倉庫に眠っていた金属の杭を埋め込んで目印にしました。
その目印を結んだ線が畝の中心線になります。
中心線に沿って、幅50cm、深さ20cmの溝を掘っていきます。

下の画像は表層から薬10cmの土を右に積んだところです。
カチカチの粘土層です。

とりあえず20cmを目指して掘ってみます。
今度は砂の層が現れました。

ここで瓦礫を発見。

前の住宅を壊した時のものと思われます。
瓦礫を掘り出しつつ、もう少し掘っていきます。

これで深さ40cmくらい。私のショベルは小ぶりな高さ26cmです。
”ガッテン農法”の本にある耕盤層は出てきませんでした。宅地ですもんね。

しかしブロック塀の近くに瓦礫がたくさん埋まっていました。

やってみないとわからない大変さ、一旦撤収……

土堀りを始めてここまでくるのに、ものの20分くらいでしたが既に体がきつく、
掘れば掘るほど出てくる瓦礫に心も折れ、一旦撤収することにしました。

正直1時間もあれば全部終わるかなと思っていましたが、いろんな意味で甘かったです。
粘土層や濡れた砂土の重さ、湧いてくる瓦礫たちはとても手強いです。
40cmも掘ると周りの土が崩れてくるので、掘り進め方も少し工夫が要ります。
やってみないとわからないもんですね。

再挑戦、まずは深さ40cmまで穴掘り

さて翌日に再挑戦です。
近々雨が降るらしいので、完成まで持っていきます。

砂の層を掘り進めると、また粘土層が出てきました。
うちの庭は土質は”粘土〜砂〜粘土”のサンドイッチ構造のようです。
これって排水性がいいのか?悪いのか?

まずは全体的に掘ってみます。ここまでで深さは30cmくらい。

さらに掘り進めて、40cmまできました。き、きつい……。

耕盤層がなければ、40cm掘って終了なのですが、あまりに粘土質なので、
底にショベルを差し入れて傾け、ヒビを入れてみました。

瓦礫もだいぶ掘り起こしました。
埋まっていたのはブロック塀付近だけだったのは幸いでした。

有機物の投入開始

さてさて、ようやく穴掘り終了、有機物を埋めていきます。
まずは籾殻くん炭。微生物の住処になるそうです。

籾殻くん炭を撒いたら、お酢をジョウロに入れ、水で100倍に薄めた酢水を作ります。
私は適当に目分量で作りました。それを上からさーっと撒きます。
この作業は結構楽しいです。

主役のススキ。この日のためにせっせと集めました。

枯れ葉。これも人気のない公園でせっせと集めました。

ここに油かすを撒いていきます。窒素の補充だそうです。
米ぬかがない場合の代替で、米ぬかの3分の1の量で入れると本に書かれていました。
うちでは家庭用精米機を使用しており、日々米ぬかが発生していますが、
畑に撒けるほどは貯めていなかったので、油かすを利用することにしました。

初めて見る粉末の油かす

油かすを撒いて、ショベルでトントンと上から叩いて、下に落としていきます。

もう一度籾殻くん炭。この上からもう一度酢水をたっぷり撒きます。
これで有機物の投入は完了です。

土を戻して、通路をつくり畝の形を整える

土を戻していきます。戻すのは簡単、ショベルを滑らすだけでOK。最初に深いところの土から。

全部戻して平らになりました。ふー。

通路を掘って、土を畝の上に載せていきます。もうひと踏ん張り。(とうに限界超えています)

で、できました。畝の高さは20cmくらいです。
土の塊を細かくすると土が締まってしまうので、あまり崩さないほうがいいそうです。

最後に枯れ草をかぶせて完成

疲労のあまり、地面に這いつくばるようにして、枯れ草で畝を養生。
この枯れ草は主にエノコログサやメヒシバなどのイネ科の雑草です。

完成しました。掘り出した瓦礫の量が結構すごいです。
(後日、もう一度枯れ草を除けて、通路を深くして畝の高さをもう少し高くしました。)

穴掘りが思ったより大変でした

所要時間は約1時間半でしたが、こんなに疲れたのは久しぶりでした。
近いうちに隣にも同じ方法で畝立てする予定なのですが、止めようかな……と悩むほどです。

今回の作業の経験をもとに、次回はもう少し楽な作業になるように考えてみます。
うちの場合、穴の深さは30cmくらいでも良いかもしれません。
瓦礫の掘り出しも途中から少々意地になってました。
ある程度のところでやめて良かった気がします。

有機物資材の準備の難しさ

畝に埋める有機物として、1月くらいからススキや枯れ葉、枯れ草などを集め始めました。
幸いにも職場の駐車場の周りにススキや雑草を刈り取ったものが積まれており、
大量にもらうことができました。

枯れ葉は職場近くのあまり利用されていない公園で拾わせてもらいました。

籾殻くん炭と油かすは市内にある大型のホームセンターに在庫があり、買いにいきました。
籾殻くん炭は18Lで598円(以下税込)と安かったです。
油かすは10kg968円で大量に余りました。5kg包装を買えば638円でした。

私はたまたま有機物資材が手に入る環境でしたが、住んでいる場所によっては、
ススキや枯れ葉などを大量に集めるのは難しいのではないかと思います。
長さ約2mの畝を2つ作るために集めたススキと枯れ葉は、かなりの量です。
車の荷台で5,6回は運びました。

”ガッテン農法”の畝立ての魅力

そもそも私がなぜガッテン農法の畝立てをすることにしたかというと、
私が難しそうだと感じている発酵肥料を作らなくて良いこと。
市販の堆肥を購入してもいいのですが、いろんな種類があり迷ってしまいます。
枯れ葉やススキを集めるのは労力はかかりますがお金がかかりませんし、
土に何が入っているかわかるという点で安心感があります。

それから”耕盤層を壊す”という点に魅力を感じたからです。
実際に掘ってみたら宅地なので耕盤層はなかったのですけどね……。
ともあれ瓦礫を発掘できたのと、
土の中を少しは撹乱できて、根が伸びやすい環境になったのではと思います。

本には作業の手順などが詳しく写真入りで紹介されています。

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2021/3/14追記 うちの庭ではもう一工夫必要

竹内孝功さんのブログを参考に、追加で表層の土の土壌改良を行いました。

>>>”ガッテン農法”の畝に追加の土壌改良を試みました

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